ブックオフを処分目的で利用してもいいのかなあ?
買い取ってもらう前提で利用するなら、いいと思うよ。でも、注意も必要だね
ブックオフで、自宅の不用品の処分をしたいと考えている方もいるかと思います。
ブックオフは多数の幅広い商品を買い取ってくれるので、不用品の処分には適しているといえます。
しかしながら、ブックオフはあくまでリサイクル業者であって、ゴミ回収業者ではありません。
ですので、最低限のルールを守った上で、不用品の処分を考えましょう。
今回は、ブックオフを処分目的で利用する方法と注意点について紹介します。
ブックオフは買取できなくても処分してもらえる
ブックオフでは、店頭で買取してもらえなかった物も、そのまま引き取って処分してもらうことが可能です。
買い取ってもらえなかったとしても、自宅の不要な物をまとめて整理できます。
値段がつかなかった本を、引き取って処分してもらったことがあります。
ただし、店頭で処分してもらえないものがあるので、注意が必要です。
店頭で処分してもらえないもの
ブックオフでは、一部の物は店頭で処分してもらえません。
ブックオフのQ&Aで、下記のような回答があります。
Q.値段がつかないものはどうなりますか?
A.(前半省略)
※お客様にお持ち帰りいただくもの…家具、家電(一部)、ライター、燃料関係、専門的な車用品、香水、刃物など
サイズが大きいものや、処分に危険が伴うもの等が、該当するようです。
また、家電については「家電リサイクル法」に該当するものは、処分してもらえません。
処分するにあたり、ブックオフ側にリスクやコストがかかるものは、処分してもらえないと考えた方がいいでしょう。
また、明確には書いていませんが、所持しているだけで違法になるようなものは、買取はもちろん、処分もしてもらえいなと思います。
違法なものをひきとったら、お店も犯罪者になるものね
引き取ったものの処分方法
ブックオフが引き取った物は、適切に処分されます。
ブックオフでは、パートナー企業と連携し、リユース・リサイクルを実施しています。
具体的には、下記のような再利用が行われているよ
- 古本→古紙
- CD・DVD・ゲームソフト→再生プラスチック
- 古着→海外でのリユース、ウエス等への理策生
- 小型家電回収、携帯電話・スマートフォン→有用資源の再利用
単にゴミとして処分されているわけではなく、有効利用されていると考えていいでしょう。
ブックオフを処分目的で利用する時の注意点
ブックオフを処分目的で利用する場合、いくつかの注意点があります。
主な注意点は次の通りです。
- 買い取れるものを把握する
- あきらかなゴミを持ち込まない
それぞれについて説明します。
買い取れるものを把握する
ブックオフを処分目的で使う際、あくまで買い取ってもらうことを前提で利用すべきです。
ですので、買い取れるものを把握しておく必要があります。
店舗の場合、お店によって買い取れるものが変わってきますので、事前に確認しておいた方が無難です。
近くに買い取ってもらえるブックオフがない場合は、宅配買取を利用しましょう
宅配買取の場合は、売れるものが一覧としてでていますので、事前に確認することをおすすめします。
ブックオフの宅配買取は送料無料で利用できますが、買い取りしていないものを送るのは失礼です。
なお、違法なもの、危険なものは、絶対に送らないでください。
下記に該当する品物を送付されますと、警察署への申告とともに処分費用を請求させていただく場合がございます。
■送付いただけないもの
盗品/コピー品や正規品でないもの / 児童ポルノ禁止法に抵触するもの/可燃性のあるもの/刃物類や危険物
引用元:ブックオフ
こういったものは、適切な処理をしてください
あきらかなゴミを持ち込まない
上で紹介したように、ブックオフでは、買取できないものでも処分してもらえます。
ですが、あきらかにゴミとわかる物を持ち込むのはやめましょう。
あくまで買い取ってもらうことが目的であって、処分してもらうことを目的にするのは失礼です。
「買い取ってもらえなかったら、処分してもらう」という考えでいきましょう
具体的には、以下のような物がゴミとして扱われます。
- 破れや書き込みが多い本
- 汚れや臭いが強い物
- 故障している家電
これらは、ブックオフに持ち込まず、別の処分方法を考えるべきです。
ブックオフで処分できないものの処分方法
ブックオフで処分できない物は、他の方法で処分する必要があります。
処分方法としては次のものがあります。
- メルカリに出品
- 自治体のルールに従い捨てる
- 不用品整理サービスを利用する
これらの方法をそれぞれ紹介します。
メルカリに出品
ブックオフに持ち込めないものでも、メルカリなら買い手が見つかるかもしれません。
メルカリは、多くの人が利用していますので、自分にとってはゴミでも、他の人には価値があるかもしれません。
やぶれたマンガ本等でも、メルカリなら、ほしいという人がいるかもしれません。
違法なものや危険物は、メルカリでもダメですよ
送料と手数料、あとは手間を考えて、とりあえず出品してみてもいいと思います。
それでも、売れなければ、捨てることを考えましょう。
自治体のルールに従い捨てる
メルカリでも売れないものは、自治体のルールに従って捨ててしまいましょう。
自治体ごとにゴミの分別方法や回収日が異なるため、事前の確認が必要です。
もったいないですが、不要なものを置いていても邪魔なだけですので、思い切って捨てましょう。
捨てないと、部屋が片付かないからね
不用品整理サービスを利用する
捨てるものが多い場合は、不用品整理サービスの利用も検討してみてください。
専門業者が自宅まで来て、不要な物を一括で処分してくれます。
手間がかかりませんし、場合によっては買い取ってくれるものも見つかるかもしれません。
お金はかかりますが、時間と手間を節約したい人には、最適な選択肢と言えるでしょう。
まとめ:ブックオフを処分目的で使用する方法と注意点
ブックオフを処分目的で使用する方法と注意点について、紹介しました。
ブックオフは買取できなかった商品でも、そのまま引き取って処分してくれます。
ですが、何でもかんでもブックオフに持ち込んでいいわけではありません。
買い取ってもらうことを前提に、商品を持ち込むべきです。
- 買い取れるものを把握する
- あきらかなゴミを持ち込まない
ブックオフで処分できなかったものは、下記のような方法で処分を考えてください。
- メルカリに出品
- 自治体のルールに従い捨てる
- 不用品整理サービスを利用する