メルカリで「〇〇円で買いたい人がいます」という通知が来たのですが、どうしたらいいんですか?
通知された価格にすると売れるかもしれないけど、基本的には無視でいいよ。
メルカリで出品をしていると、「〇〇円で買いたい人がいます」という通知が届くことがあります。
例えば、1万円で出品している商品に対して、「商品Aを¥9,000で買いたいひとが1名います。」といった感じですね。
「希望価格の登録」という機能を使って、誰かが希望価格を登録したということです。
とはいえ、あくまで希望価格の登録ですので、値下げをする必要はありません。
この記事では、「〇〇円で買いたい人がいます」いう通知の仕組みと対処方法について、紹介します。
希望価格の登録機能の概要
「〇〇円で買いたい人がいます」という通知が来たのは、「希望価格の登録機能」というシステムを使って、誰かが希望価格を登録したということです。
希望価格の登録とは、メルカリの説明によると「気になる商品の購入希望価格を登録すると、その商品が希望価格まで値下げされた際にお知らせする機能です」となっています。
誰かが、購入希望価格を登録したタイミングで、出品者に通知が届くということですね。
希望価格の登録時に設定できる値下げ幅は、以下のとおりです。
1万円未満の商品 | 1万円以上の商品 |
---|---|
5% | 5% |
8% | 10% |
10% | 15% |
希望金額を入力する(1円引き~20%引き) | 希望金額を入力する(1円引き~20%引き) |
現在の販売価格の20%オフの価格まで、希望価格として設定できます。
その値下げ希望に対し、出品者は値下げをするかどうか考えるという流れになります。
ただし、値下げをしないといけないわけでもないですし、値下げをしたから確実に買ってくれるわけでもないです。
あくまで「この値段で買いたい人がいる」という通知です。
また、購入者側も、絶対に商品を買う義務があるわけでもないですし、商品を優先的に購入する権利があるわけでもないです。
個人的には、あまり意味がある機能とは思っていません。
「○○円で買いたい人がいます」は無視してもいい
上で紹介したように、希望価格に値下げをしても、必ず買ってくれるかどうかは分かりません。
ですので、「○○円で買いたい人がいます」という通知は、無視しても問題ありません。
無理に対応すると、ストレスになりかねません。
「○○円で買いたい人がいます」を無視してもいい理由は、以下のとおりです。
- 希望価格を登録した人が必ず買ってくれるシステムではない
- 希望価格の通知はOFFにできる
ちなみに、コメントで値下げ交渉がきた場合は、信用を失うので、無視はNGです。
希望価格を登録した人が必ず買ってくれるシステムではない
希望価格の登録は、登録した人が必ず商品を購入するシステムではありません。
以下のメルカリの説明でも、「購入をお約束するものではございません」と書かれています。
販売価格を希望価格以下に変更することで登録したお客さまへ通知が行われますが、購入をお約束するものではございません。あらかじめご了承ください。
引用元:メルカリ
実際、希望価格まで値下げしたけど、購入してくれなかったという声は多いです。
私も希望価格まで値下げしたことがありましたが、購入してもらえませんでした。
希望価格にしたら、自動で購入してもらえるのかと思ってた…
そもそも購入する気がなくて、ただの冷やかしの可能性もありますので、値下げをするだけムダかもしれません。
希望価格の通知はOFFにできる
「○○円で買いたい人がいます」という通知は、メルカリのシステムでOFFにできます。
メルカリ公式に、通知をOFFにする方法が書かれています。
「マイページ>お知らせ・機能設定>機能設定」にある「希望価格の登録のお知らせ」より、ON/OFFの設定ができます。
引用元:メルカリ
「○○円で買いたい人がいます」という通知をOFFにできる機能があるということは、無視しても問題ないと解釈してもいいでしょう。
希望価格の通知がうっとうしいという意見が多かったから、OFFにできるようにしたのかもしれません。
「○○円で買いたい人がいます」という通知がストレスに感じる人は、通知をOFFにしてみてください。
「○○円で買いたい人がいます」はブロックできる?
「○○円で買いたい人がいます」という通知が来た際、希望価格を登録した人をブロックしたいと思うかもしれません。
しかし、基本的に希望価格を登録した人をブロックできません。
誰が希望価格を登録したか、出品者には分からないため、ブロックのしようがないからです。
ただし、下記のような条件であれば、通知を送っている人を特定して、ブロックは可能です。
- 「いいね」が1人なら、特定できる
- 「いいね」と同時なら、ほぼ特定できる
順に紹介します。
基本的にはブロックできない
「○○円で買いたい人がいます」という通知が来ても、誰が希望価格を登録したのか、出品者には通知されません。
出品者には希望価格の登録の通知のみ行われます。購入希望者のお客さま情報は通知されません。
引用元:メルカリ
誰が希望価格を登録したのか分からないので、ブロックしたくてもできないということですね。
ただし、希望価格の登録には、「いいね」が必須ですので、「いいね」と組み合わせれば、相手を特定できる可能性があります。
「いいね」が1人なら特定できる
希望価格の登録をするためには、対象の商品に「いいね」をつける必要があります。
そのため、「いいね」が1人しかいない状態で、「○○円で買いたい人がいます」の通知がくれば、誰が希望価格を登録したのか特定できます。
ただし、本当にブロックまでしないといけないのか判断が必要です。
ブロックする意味があるか、冷静に判断してください。
「いいね」と同時ならほぼ特定できる
希望価格の登録をするためには、対象の商品に「いいね」をつける必要があると書きました。
しかし、実際には「いいね」をせずに、希望価格を先に入力することは可能です。
その場合、希望価格入力とともに、「いいね」も設定されてしまいます。
出品者には、「いいね」と「○○円で買いたい人がいます」の通知が、同じタイミングで届くことになります。
たまたま通知がかぶった可能性もありますが、ほぼ間違いなく「いいね」をした人と希望価格を登録した人は、同じと推測できます。
上でも書きましたが、本当にブロックする必要があるかは、冷静に判断してください。
タイムセールをすれば売れるかもしれない
「○○円で買いたい人がいます」の通知は、無視でいいとお伝えしました。
しかしながら、値下げをすれば本当に買ってくれるかもしれませんので、タイムセールをしてみるのも手です。
タイムセールとは、3時間限定で割引価格で販売する方法です。
普通に値下げをしてもいいですが、売れなかった時に値段を戻す手間等を考えると、タイムセールの方が便利だと思います。
ただし、タイムセールは、割引額が5%、10%、15%と決まっていますので、提示された希望価格とうまくかみあわない可能性もあります。
タイムセールでうまく希望価格と金額があわない場合は、普通に値下げしてみましょう。
特に、長い間売れずに残っている商品は、思い切って値下げしてもいいと思います。
ただし、あまり期待はせずに、「売れたらラッキー」ぐらいの気持ちの方がいいでしょう。
まとめ:「〇〇円で買いたい人がいます」は無視してもいい
メルカリで、「〇〇円で買いたい人がいます」の通知が来た場合、基本的には無視してOKです。
無視してもいい理由は、以下のとおりです。
- 希望価格を登録した人が必ず買ってくれるシステムではない
- 希望価格の通知はOFFにできる
ただし、長い間売れ残っている商品の場合等、思い切って値下げしてもいいかもしれません。
その際は、タイムセールを利用するのがおすすめです。
とはいえ、あまり期待しすぎないでください。