Switchのソフトを中古で買うのはやめたほうがいいと言われたのですが、本当ですか?
そんなことはないけど、注意は必要だね
Nintendo Switchのソフトを少しでも安く買いたい場合、中古を買う方も多いと思います。
しかしながら、「Switchのソフトを中古でやめたほうがいい」という声もあります。
Switchソフトの中古はやめたほうがいいと言われる主な理由は以下のとおりです。
- 起動しないかもしれない
- 衛生面の問題
- 本体故障の危険性
- 価格差が小さい
- 詐欺のリスク
- ジャンク品のリスク
- 特典がない可能性
ただし、注意事項さえ分かっていれば、必要以上におそれなくていいです。
私は、Switch含めて中古ソフトでトラブルになったことはないです。
以下の注意点を分かっていれば、中古ソフトを買うリスクを最小限に抑えられます。
- お店で買う
- 価格相場のチェック
- 同梱品のチェック
- ソフトの外観チェック
- 購入後すぐに動作確認
この記事では、Switchソフトの中古はやめたほうがいいといわれている理由とその対策について、紹介していきます。
大手メディアがSwitchの中古ソフトについて間違った情報をだしているので、その点についても注意点を書いています。
Switchソフトの中古はやめたほうがいいと言われる理由6選
「Switchソフトの中古はやめたほうがいい」といわれている理由について紹介していきます。
考えられるリスクは、以下の7つです。
- 起動しないかもしれない
- 衛生面の問題
- 本体故障の危険性
- 価格差が小さい
- 詐欺のリスク
- ジャンク品のリスク
- 特典がない可能性
次に、各リスクを具体的に解説していきます。
起動しないかもしれない
中古ソフトは、前の使用者がどうソフトを扱っていたか分からないから、「起動しない」可能性があります。
乱暴に扱っていたり、保存状態が悪いこと等で、ゲームが起動できなくなってしまっているかもしれません。
とはいえ、お店で買ったのでしたら、交換対応してもらえることが多いです。
お店で買ったなら動作確認済みの場合が多いので、そもそも起動しないこともあまりないでしょう。
心配な方は、不良品は交換対応してくれるお店で、「動作確認済み」のソフトを購入するといいですよ。
衛生面の問題
中古ソフトは、前の所有者がどんな方か分からないので、衛生面の問題があります。
特に、Switchソフトは、なめる人が多いから、汚いといった話もあります。
子供が間違って口にしないように、ソフトを苦くしているらしく、味見をしてしまう人がいるようです。
え~、汚い
気になるようでしたら、ソフトをきれいに掃除してから使用した方がいいですね。
メルカリ等で個人売買した中古ソフトは、特に注意した方がいいかもしれません。
あまりに潔癖な人は、中古ソフトではなく、新品ソフトを買った方がいいと思います。
本体故障の危険性
レアケースですが、中古ソフトが本体の故障を引き起こすリスクもあります。
実際、中古ソフトのキズが原因で、Switch本体の読み込み部分に不具合が起ったという話がありました。
詳細は不明ですが、ソフト側についていたキズがやすりのようになっていて、本体の読み込み部分を傷つけたのかもしれません。
頻繁に起こる現象とは思いませんが、注意した方がいいですね。
ソフトを購入した後は、キズがないか、曲がったり膨らんだりしていないか、外観チェックしてから使用した方がいいでしょう。
価格差が小さい
中古ソフトと新品ソフトの価格差が、それほど大きくないこともあります。
安く買うために中古を選んだのに、送料を考えると新品で買うのとあまり変わらないという状況もあるでしょう。
数百円の差で中古ソフトを選ぶかは悩みどころだな
人気のあるソフトほど、新品と中古の価格差があまりない傾向にあるので、リスクのない新品を買うのも手です。
詐欺のリスク
中古ソフトの購入で、詐欺に遭うリスクもあります。
特に個人間取引やオークションサイトでは、ソフトが送られてこない、偽物が届くといった被害に遭う可能性があります。
- ソフトが届かない
- 偽物が送られてくる
- 動作しないジャンク品が届く
ただし、これは中古ソフトに限った話ではなく、新品ソフトでも起こり得る話です。
中古ソフトの問題というよりも、個人間取引の問題ですね。
トラブルがあった場合は、メルカリやヤフオクの運営に連絡をしましょう。
どうしても不安な場合は、個人間取引をしない方がいいです。
ジャンク品のリスク
ジャンク品として販売されている中古ソフトは、動作しない可能性があります。
「動作未確認」として、ジャンク品扱いで販売されているソフトはかなり安く買えます。
その分、動作するかどうかは、一種のギャンブルです。
リスクが高い分、安いということですね。
ジャンク品の場合、動作しなかったとしても、返品できない可能性が高いです。
ジャンク品は、収集や趣味としてならよいかもしれませんが、実際にプレイしたい場合には避けるべきです。
ジャンク品は動いたらラッキーぐらいに思っておいた方がいいね。
特典がない可能性
中古ソフトを買った場合、特典がない可能性があります。
アクリルスタンド等のゲームと直接関係ない特典ならいいのですが、ゲームそのものができない可能性もあります。
たとえば、「バイオハザード トリプル パック」という、バイオハザードの4、5、6がセットになった商品があります。
この商品は、2024年10月時点で、amazonの価格が新品4,929円、中古3,000円(送料込み)です。
中古だとゲーム1本あたり1,000円か。安い。
しかし、この商品をよくみると、ソフトがついてくるのは「バイオハザード4」だけで、残りの2本はダウンロードソフトとなっています。
本品は『バイオハザード4』のゲームカードと、『バイオハザード5』、『バイオハザード6』のダウンロードカードが封入された商品です。
引用元:amazon
中古で購入した場合、間違いなく「バイオハザード5」と「バイオハザード6」のダウンロード用のコードは使用されてしまっているでしょう。
となると、「バイオハザード4」だけで3,000円ということになります。
それだったら、新品を4,929円で買うよ
ダブルパックとかトリプルパックのように、複数のゲームをセットにしている場合、一部はダウンロード版の可能性が高いです。
安いと思って中古ソフトを買っても、遊びたいゲームが遊べないなら意味ないですね。
Switchの中古ソフトに関する間違った情報
Switchの中古ソフトを買うリスクに関しては、間違った情報を書いている記事がありますので、注意してください。
大手メディアが間違った情報を書いているのは、よくないですね。
Switchの中古ソフトのリスクとして書かれている記事で、下記のような間違った内容があります。
- ウイルス感染の可能性
- アカウントが利用停止になっている
- データが不正改造されている
- 保証がない
Switchのソフトについて、あまり知らない方が、よく調べずに書いた記事だと思います。
具体的な内容を解説していきます。
ウイルス感染の可能性
コンピューターウイルスに感染したSwitchソフトが、市場にでまわってるかもしれないという情報を書いている記事がありました。
Switchソフトが、ウイルスに感染するという状況が考えにくいです。
Switchソフトは、セーブデータをカートリッジ内に保存しない仕組みです。
ソフト内に元から入っているプログラムを書き換えるというのも、無理でしょう。
どうやって、Switchソフトにウイルスを感染させられるのか、不明です。
他には、見た目をSwitchソフトそっくりにして、中身をウイルス入のメディアにすりかえているかもしれないという記事も見かけました。
もちろん、可能性だけでしたら、あるかもしれません。
ただ、わざわざそんな手の込んだことをする人がいるとは思えません。
そもそも、Switchに対するウイルスが存在しているのかどうかも不明です。
「GPSがソフトに仕込まれているかもしれない」みたいなことを書いている記事もありました。
もしGPSを仕込んだとして、その人はGPSの情報をどうやって取得するのでしょうか?
たとえGPSの情報を取得できても、どこの誰か分からない人の位置情報を知って、どうするつもりなのでしょうか?
確かに。特定の相手の位置情報を知りたいのでなければ、GPSを仕込む意味ってなさそう。
ウイルスやGPSを仕込んでいるソフトが絶対にないとはいいきれませんが、考えにくいです。
そもそもあの小さいSwitchのソフトに、GPSモジュールを組み込めるかどうかも分かりません。
あまりよく知らない人が適当に書いた記事のような気がします。
アカウントが利用停止になっている
前の所有者のアカウントが利用停止になっている可能性があるといった記事も見かけました。
もし、前の所有者がペナルティを受けていたとしても、購入者のアカウントには特に関係ありません。
ペナルティがあるのは、前の所有者のニンテンドーアカウントやSwitch本体に対してです。
Switch本体を買う時には、前の所有者がペナルティを受けていないか注意が必要です。
データが不正改造されている
中古ソフトのデータが不正改造されている可能性があるという記事も見かけました。
Switchのセーブデータを改造することは、可能なようです。
ただ、Switchソフト自体にセーブデータは、保存されていません。
前の所有者がセーブデータを改造していたとしても、そのデータは前の所有者のSwitch本体かマイクロSDカードに保存されているはずです。
不正改造されたデータが入ったソフトが、手元にくることはないでしょう。
DSとか3DSだと、不正改造データがソフトに入っている可能性はあったと思います。
保証がない
中古ソフトには保証がないが、新品ソフトは1年間のメーカー保証があるといった記事もありました。
新品ソフトに1年間の保証というのは、きいたことがありません。
任天堂が1年間保証しているのは、本体やコントローラーです。
本体やコントローラーは、複雑な作りになっていたり、激しく操作したりするので、故障してもおかしくありません。
一方のソフトは、頻繁にさわるようなものではないので、通常の使用では故障しにくいでしょう。
もし、ソフトが起動しないといったことがあれば、お店やメーカーに相談しましょう。
ゲームソフトに限らず、不良品であれば、保証の有無に関わらず、交換、返品してもらえるのが一般的です。
中古ソフトの場合も、購入から一定の期間は保証があるのが一般的です。
購入した後は早く起動確認して、問題があれば購入したお店に相談してください。
レシートは捨てずに置いておきましょう。
Switchの中古ソフトを買う際の5つの注意点
Switchの中古ソフトを買う際の注意点について、紹介します。
今まで紹介したリスクを最小限にするために、おさえておくポイントについて紹介します。
- お店で買う
- 価格相場のチェック
- 同梱品のチェック
- ソフトの外観チェック
- 購入後すぐに動作確認
それぞれの注意点について、次に詳しく解説していきます。
お店で買う
中古ソフトを購入する際は、個人取引よりもお店で買うことをおすすめします。
実店舗の方が確実ですが、オンラインショップでもOKです。
お店であれば、クリーニングや動作確認等をしてくれているので、最低限の品質が保証されています。
また、ゲームが起動しないといった場合も、交換や返品対応をしてくれる可能性が高いです。
一応、不具合があった時の対応については、購入前に確認しておきましょう。
個人取引よりも割高になる可能性はありますが、安心が上乗せされていると考えてみてください。
価格相場のチェック
中古ソフトを購入する際には、価格相場を把握することが大切です。
人気タイトルの場合は、新品で買うのとあまり変わらないかもしれません。
また、相場よりも極端に安い場合は、ジャンク品の可能性もあります。
安すぎる場合は、何かデメリットがないか確認しましょう。
同梱品のチェック
中古ソフトを買う時は、同梱品のチェックも必要です。
上で紹介したように、ダブルパックやトリプルパックといった商品の場合、ダウンロード版ソフトが遊べないかもしれません。
また、リングフィットアドベンチャーのように、リングコンがないとまともに遊べないゲームもあります。
中古価格が安すぎる場合は、こういった同梱物がない可能性もあります。
ソフトの外観チェック
ゲームを始める前に、ソフトの外観をしっかりとチェックすることも重要です。
上で紹介したように、ソフトの傷のせいで、本体が壊れてしまう可能性があります。
実店舗でしたら、購入前に見せてもらうと確実です。
何も言わなくても、購入前にソフトの状態を見せてくれるお店もあるね。
通販で買った場合は、ゲームを始める前に状態を確認しましょう。
下記のようなところをチェックするといいでしょう。
- カートリッジに傷がないか
- カートリッジが汚れていないか
- カートリッジがふくらんだり、歪んだりしていないか
- ラベルがはがれていないか
Switchのソフトは小さいので、すぐ確認できるでしょう。
10秒ぐらいの確認で、本体の故障を防げると考えたら、たいした手間ではないはずです。
購入後すぐに動作確認
中古ソフトを購入したら、できるだけ早く動作確認を行ってください。
万が一、ソフトが動作しない場合、早めに対処することで返品や交換が可能な場合があります。
- 購入後すぐにプレイして確認
- 動作しない場合はすぐに連絡
- 保証期間内に問題を報告
中古ソフトを購入してすぐに動作しない場合、購入店舗に連絡することで、交換や返金対応を受けられることが多いです。
特に保証期限が決まっている場合は、急がないといけません。
レシートは捨てずにとっておきましょう。
まとめ:「switchの中古ソフトはやめたほうがいい」は間違い
switchの中古ソフトはやめたほうがいいかどうかについて、紹介しました。
一般的に、Switchソフトの中古はやめた方がいいと言われている理由は、以下のとおりです。
- 起動しないかもしれない
- 衛生面の問題
- 本体故障の危険性
- 価格差が小さい
- 詐欺のリスク
- ジャンク品のリスク
- 特典がない可能性
ただし、いずれもしっかり対策すれば、リスクは最小限におさえられます。
ちゃんと注意していれば、安く手に入る中古ソフトは、おすすめです。
- お店で買う
- 価格相場のチェック
- 同梱品のチェック
- ソフトの外観チェック
- 購入後すぐに動作確認
ちなみに、大手メディアが下記のような間違ったリスクを記事で紹介していますので、ご注意ください。
- ウイルス感染の可能性
- アカウントが利用停止になっている
- データが不正改造されている
- 保証がない
Switchソフトのことをよく知らない方が書いた記事だと思います。