Wii Uを売却してはいけないという噂をきいたのですが、なぜですか?
たぶん、下記のような理由があると思うけど、気にする必要はないよ。
ネット上には「Wii Uを売却してはいけない」といった噂があります。
理由を調べると、主に下記のような理由で、売却してはいけないと言われているようです。
- 将来値上がりする可能性がある
- Wii Uでしか遊べないゲームがある
- バーチャルコンソール(VC)が利用できる
- 買取価格が安すぎる
ただし、どれも根拠が薄く、「売却してはいけない」というほどの理由ではありません。
今Wii Uで遊んでいないのでしたら、売却しても問題ないといえます。
Wii Uが必要かどうかで判断してください。
Wii Uを売却してはいけないとされる4つの理由
Wii Uを売却してはいけないとされる理由について、4つ紹介します。
- 将来値上がりする可能性がある
- Wii Uでしか遊べないゲームがある
- バーチャルコンソール(VC)が利用できる
- 買取価格が安すぎる
ただし、この4つの理由には、的はずれなものもみられますので、うのみにはしないでください。
順に紹介していきます。
将来値上がりするから
Wii Uを売却してはいけないとされる1つ目の理由は、「将来値上がりするから」です。
Wii Uは2017年に生産終了したハードです。
過去の任天堂ハードの傾向を見ると、生産終了後に価値が上がることがよくあります。
実際、3DSも2020年のハード生産終了から、値段がじわじわと上がってきています。
Wii Uも将来値上がりするから、「売却してはいけない」という意見があるようです。
しかし、Wii Uは、2017年の生産終了以降、中古価格が上がっている様子は、ありません。
下記は、amazonで販売されている「Wii U プレミアムセット shiro」の中古価格の推移です。
一時的に価格が上昇している時期はありますが、2018年以降は2,000円~4,000円くらいの価格で推移しています。
2025年1月時点で、Wii Uは生産終了から約8年経っています。
値上がりするというのなら、現時点でも価格が上がっていてもおかしくないと思います。
値上がりするかどうかあやしい状況で、「売却してはいけない」という意見を信じる意味があるのでしょうか?
Wii Uが邪魔になっているのでしたら、すぐに売ってしまった方がいいかもしれません。
Wii Uでしか遊べないゲームがあるから
Wii Uを売却してはいけないとされる2つ目の理由は、「Wii Uでしか遊べないゲームがあるから」です。
実際、Wii Uでしか遊べないゲームは、あります。
ただ、Wii Uを売却せずにずっと置いておくほどの価値のあるソフトがどれだけあるかは、疑問です。
もともとWii Uは、日本国内で113種類しかソフトがでてきません。
その中で、Wii Uで100万本以上売れた人気作は、「スプラトゥーン」「マリオカート8」「NewスーパーマリオブラザーズU」「スーパーマリオメーカー」の4本です。
この4本は、下記のように、いずれもニンテンドースイッチでリメイクや続編が販売されています。
- 「スプラトゥーン」→「スプラトゥーン2」、「スプラトゥーン3」
- 「マリオカート8」→「マリオカート8 デラックス」
- 「NewスーパーマリオブラザーズU」→「New スーパーマリオブラザーズ U デラックス」
- 「スーパーマリオメーカー」→「スーパーマリオメーカー2」
この4本以外にも、スイッチでリメイクや続編が発売されているソフトは多いです。
さらに2024年4月にWii Uのオンラインサービスが終了しているため、Wii Uのオンライン要素は基本的に遊べなくなってしまっています。
どうしても、Wii Uでしか遊べない名作があるのでしたら別ですが、スイッチのリメイクや続編を遊んだ方が有意義だと思います。
少なくとも、Wii Uでしか遊べない名作というのを私は思いつきません。
バーチャルコンソール(VC)で遊べるから
Wii Uを売却してはいけないとされる3つ目の理由は、「バーチャルコンソール(VC)で遊べるから」です。
バーチャルコンソール(VC)とは、ファミコン・スーパーファミコン・ゲームボーイアドバンス等の名作レトロゲームが遊べるサービスです。
「ファミリーコンピュータ Nintendo Switch Online」等とは違い、一度購入すると、ずっと遊べるといった利点もありました。
ですので、Wii Uがレトロゲーム機として使えるので、「売却してはいけない」という意見もあるようです。
ただし、2023年3月にWii Uのオンラインサービスは終了していますので、新たにVCのゲームは購入できません。
2023年3月まででしたら、Wii Uを売却してはいけない理由と考えてもよかったでしょう。
しかし、今では既にVCのゲームを購入した方以外には、関係のない話です。
なお、過去にユーチューブに「Wii Uを売却してはいけない7つの理由」という動画がありました。
この動画も基本的には、「VCでレアなソフトが安価で遊べるからWii Uを売却してはいけない」といった内容でした。
Wii Uで新たにVCのゲームを購入できなくなったためか、こちらの動画は現在非公開になっています。
ですので、「既にWii UにVCのゲームが入っている方は、Wii Uを売らない方がいいかもしれない」といった意味と考えた方がいいです。
買取価格が安いから
Wii Uを売却してはいけないとされる4つ目の理由は、「買取価格が安いから」です。
すでに紹介したように、amazonでのWii Uの販売価格は、2,000円~4,000円程度で推移していますす。
Wii Uを売却しても大した金額にならないでしょう。
もちろん、「Wii Uが邪魔になっている」、「捨ててもいい」、「少しでもお金がほしい」と思っている方は、値段を気にせず売ってしまっていいと思います。
値上がりする可能性にかけて、邪魔なものをいつまでも置いておくのはもったいないです。
Wii Uは売却してもいい
「Wii Uを売却してはいけないとされる4つの理由」を紹介してきました。
上で説明したとおり、「Wii Uを売却してはいけない」と断言できるような理由は、ありません。
WiiやWii Uのゲーム、バーチャルコンソールのゲームを遊んでいないのなら、売ってしまってもいいでしょう。
ただし、高くは売れないと思ってください。
Wii Uで遊んでいるかどうか、邪魔になっていないかどうか、といった基準で売却を考えていただくのがいいと思います。
Wii Uの売却におすすめの買取業者
Wii Uの売却におすすめの買取業者は「駿河屋」です。
ゲオ、ブックオフ等の大手買取業者よりも、高い買取価格を提示しています。
参考として、駿河屋、ゲオ、ブックオフ「Wii U プレミアムセット(32GB) shiro 本体」の買取価格を紹介していきます。
ただし、商品の状態や在庫状況等によって、価格が変動する可能性がありますので、この記事で紹介している価格は、参考と思ってください。
駿河屋
駿河屋の「Wii U プレミアムセット(32GB) shiro 本体」の買取価格は、2025年1月時点で5,000円です。
状態が良好なことが条件になりますが、比較的高い価格をつけていると思います。
5,000円満額は無理でも、他社よりも高く買い取ってくれる可能性が高いです。
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迷ったらココ
ゲオ
ゲオの「Wii U プレミアムセット(32GB) shiro 本体」の買取価格は、2025年1月時点で3,500円です。
「最高買取価格」となっていますので、状態が良くなければ、もっと買取価格は下がるでしょう。
ゲオよりは、買取価格が高くなる可能性のある駿河屋に依頼した方がいいでしょう。
ブックオフ
ブックオフの「Wii U プレミアムセット(32GB) shiro 本体」の買取価格は、2025年1月時点で2,900円です。
今回紹介した3社の中で、もっとも買取価格が低いです。
ブックオフよりは、買取価格が高くなる可能性のある駿河屋に依頼した方がいいでしょう。
まとめ:Wii Uは売却してもいい
Wii Uを売却してはいけないのかどうかについて、紹介しました。
結論としては、「Wii Uは売却してもいい」です。
Wii Uを売却してはいけない理由として、下記のようなことが言われていますが、根拠が薄いものが多いです。
- 将来値上がりする可能性がある
- Wii Uでしか遊べないゲームがある
- バーチャルコンソール(VC)が利用できる
- 買取価格が安すぎる
将来の値上がりの可能性はあるかもしれませんが、Wii Uが不要でしたら、すぐに売ってしまった方がいいでしょう。
あなたにとって、Wii Uを手元に置いておきたいかどうかで判断すればOKです。
あまり高くは売れないと思いますが、駿河屋でしたら比較的高い値段で買い取ってくれる可能性があります。
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